A1-1

ドイツ語 A1-1【Nr.22】過去形:waren / hatten

★このカテゴリーでは私が語学学校で受けた授業の内容を順番通りにまとめたものをご紹介していきます。これから語学学校で勉強される方が、大まかな流れを知っておけば授業が受けやすいかなと思って作りました。ご参考になれば幸いです。

★ドイツ語が読めない方向けにフリガナを振っていますが、正確な発音とは多少異なります。フリガナは参考程度にご覧ください。

今回は「sein」「haben」2つ動詞の過去形についてです。

動詞「sein」の過去形

seinは 「~だ」「~である」と言う意味でich bin/ du bist/ er ist の赤文字の部分の事です。

おさるさん
おさるさん
Ich bin allein im Zimmer.
イヒ ビン アライン イム ツィマー
(私は一人で部屋にいる)

これを「~だった」と過去形の文にすると

おさるさん
おさるさん
Ich war allein im Zimmer.
イヒ ヴァ― アライン イムツィマー
(私は一人で部屋にいた)

となります。

変化表は以下の通りです。

  現在形 過去形
ich bin  war
du bist warst
er/sie/es ist war
wir sind waren
ihr seid wart
sie/Sie sind waren

 

動詞「haben」の過去形

「sein」=「waren」と同じように「haben」の過去形は「hatten」となり、同じように変化します。

うさぎさん
うさぎさん
Ich habe Hunger.
イヒハーベフンガー
(私はお腹が空いている)

この文を過去形にすると

うさぎさん
うさぎさん
Ich hatte Hunger.
イヒ ハッテ フンガー
(私はお腹が空いていた)

となります。

  現在形 過去形
ich habe hatte
du hast hattest
er/sie/es hat hatte
wir haben hatten
ihr habt hattet
sie/Sie haben hatten

それぞれの変化を覚えるのは大変な気がしますが、変化のルールは同じなのでルールだけをしっかりと押さえておけば大丈夫です。

その他の動詞の過去形

「sein」「haben」以外の動詞の過去形ももちろんありますが、A1-1では過去形はこの2つのみを習います。

その他の動詞の過去形は基本的には文書で使われるもので、まだまだ先のB1で習うことになります。

日常の会話では「sein」「haben」「話法の助動詞」以外の動詞は過去形ではなく現在完了形を使いますので、その他の過去形は後回しになっているのかもしれません。

会話で使用するその他の動詞の現在完了形は次のA1-2で登場します。

現段階では会話表現で「sein」=「waren」/「haben」=「hatten」の2つと「話法の助動詞」だけ過去形を使うと覚えておけば大丈夫です。

まとめ

・「sein」の過去形は「waren」

・「haben」の過去形は「hatten」

・会話表現:「sein」「haben」「話法の助動詞」は過去形を使う

・会話表現:それ以外の動詞は現在完了形を使う

・過去形の動詞は基本、文書表現に使われる

A1-1はNr.22の今回で終了となります。

ものすごく時間がかかってしまいましたが、何とか用意していた分を終えることができて一安心です(^_^;)

自分が理解しにくかった部分などを織り交ぜつつ、ドイツ語初心者の方が理解しやすいようにと思いながら更新してきましたがいかがでしたでしょうか?

どなたかのお役に立てていたら嬉しいです(^^)

まだ準備ができていないので先にはなりそうですが、引き続きA1-2を更新していきたいと思っています。

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嬉しいです(^^)

ABOUT ME
keroko
夫の海外赴任により2015年4月~2019年4月、南ドイツ・ミュンヘンで暮らしていました。 ミュンヘン生活のあれこれ、ドイツ語、ヨーロッパ旅行など滞在中に経験したことを書き溜めたブログです。
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A1からB1までの文法がわかりやすく説明されていて、
練習問題もあるので文法学習に最適です。

 
文法を理解するにはとてもわかりやすい本ですが、
学校で先生に確認したら練習問題の数ヶ所、答えの間違いがありました。

わたしが購入したのは2014年ですので、現在はすでに訂正されていると思いますが、一応お知らせしておきます。