ドイツ語を勉強し始めてから早いもので約一年が経過致しました。
一年経ってまだその程度なの?!と自分でもびっくりするくらい進歩がない私のドイツ語、今年度は新しい取り組みをしてみようと決めました☆
ドイツ語学習を始めて約一年
語学学校には定期的に通い続けているので、授業でよく使われる言い回しや単語はかなり理解できるようになってました。
「私結構ドイツ語わかってるじゃなーい♪」なんてルンルン気分でいた私ですが、あることに気づいてしまいます。
わかったつもりでいるだけで実はわかっていない
実は私、学校以外で聞くドイツ語が全く分からないのです。
例えば道端で知らない人から話しかけられたりしたときや郵便局やスーパーでいつもと違うことを言われたときなど本当に分かりません(/_;)
思うに今の私は
①学校での会話はテキストありきなので話題が明確
②フリート―クでも黙って聞いているうちに何となくクラスメイトが話している内容が分かってくる(基本聞いてるだけで会話には参加しない)
③聞いているうちにだんだん大まかな内容が理解できる=ドイツ語が分かると勘違い
と言うような状態だと思います。
なので道端など授業以外では
①何のことについて話しかけられているのかすぐに理解できない
②普段聞きなれていない人の言葉はなかなか聞き取り辛い(早い)
③ドイツ語を聞く態勢になっていない=文がわからずに知っている単語だけしか耳に入ってこない
④頭が真っ白になって簡単なドイツ語でも全く出てこない=会話できずにヘラヘラする・・・笑
と、毎回こんな感じになってしまいます(-“-)
授業以外で使わない、授業内でも発言しない
私のドイツ語がなかなか上達しない理由、それは学校以外で使わないからだと思います。
ドイツ人のお友達もいませんし、お買い物へ行ってもいつも決まったフレーズしか必要ないのです。
かといって学校の授業でも先生にあてられなければ基本的に発言しません。
おしゃべり好きなので本当はいろいろ発言したいのですが、自分のドイツ語が上手く伝わらなかったり聞き返されたりするとチキンな私は何も言えなくなってしまうのです・・・(^_^;)
なので先生が質問して答えが分かっていても、やりとりする自信がないから答えないことが多いです。
「間違えたら恥ずかしい」とか「こいつ全然わかってないなと思われたくない」とかくだらないプライドが邪魔していることはわかっているのですが、なかなか自分を変えられそうにはありません。
タンデムパートナーを探そう!
ドイツ語を使う機会がないのなら自分で機会を作るしかない!と思いタンデムパートナーを探すことにしました。
ドイツ語学習を始めた当初からタンデムという勉強方法は知っていたのですが、ある程度自分のドイツ語学習が進んでからの方が良いのでは?と思い探していませんでした。
A2-2までの基礎部分を終え、中級B1~の学習が始まったので丁度区切りが良いかなと思ったというのもあります。
タンデムパートナーとは?
簡単に言うと言語交換をするパートナーです。
日本人でドイツ語を勉強したい、ドイツ人で日本語を勉強したいという人同士がお互いの母国語(もしくは話せる言語)教え合って勉強ができるという方法です。
会話力を身に着けたいということが一番の目標ですが、その他にも語学学校だと基本的にドイツ語のみ(少し英語を使う先生もいるが私は分からない)なので、日本語に変換したときにちょっと意味合いが「?」なことがありますが、そういった疑問も日本語を交えて質問できるのはタンデムパートナーの良い所だろうなと思いました。
タンデムパートナーの探し方
①インターネットでさがす
今はネット社会なので、ネットを通じて探せばすぐに見つかると思います。
例えばこちらのサイト:Tandempartners
左から母国語・学びたい言語・居住地を入れて下の青いボックスを押すと簡単にパートナーを検索できます☆
②ミュンヘン大学・日本語学科でさがす
ミュンヘン大学には日本語学科がありますので、そこの掲示板でタンデムパートナーを募集することができます。
写真のような感じで皆さん自由に書いて貼っています。
※ミュンヘン大学日本語学科はUniversität駅にある大きな大学ではなく、イギリス庭園の端の方に校舎があります。
横長の校舎の向かって右側、1階(ドイツ式)に掲示板があったと思います。
掲示板は自由に開け閉めできるようになっていたので、家で書いた募集の紙を勝手に貼ってきました☆
私が書いた内容は大体↓のような感じです。
・名前
・ドイツに住んで何年か
・ドイツ語レベル
・タンデムで何をしたいか(私の場合は会話)
・趣味とか
・連絡先(フリーメールを新しく作りました)
掲示板には沢山タンデム募集の紙が貼ってあるので、どんなことを書くのか参考に一度見に行かれても良いかと思います♪
③Gasteigの図書館でさがす
Gasteigの図書館の中にもタンデムパートナー募集用の掲示場所が設けられています☆
この白い紙、全部タンデム募集の紙です!!(゜o゜)こちらは日本語だけでなく、世界中の言語が募集されています。
この掲示板のすぐ隣にインフォメーションカウンターがあり、記入用紙を貰えます。
私は掲示板を指さしながら
「Ich möchte einen Tandempatner suchen.イヒ モヒテ アイネンタンデムパートナー ズーフェン」と言いました(*^^)
そしたら専用の紙を渡してくれ、何を書くのか説明してくれます。
上から
・母国語
・学びたい言語
・レベル
・タンデムでやりたいこと
・名前
・連絡先
・日付
を記入し、インフォメーションカウンターへ持って行くとハンコを押してもらえます。
あとは自分で掲示板に貼るだけです♪
タンデムパートナー探し:わたしが利用した方法と理由
私はネット上で知らない人とコンタクトを取ることに抵抗感があったので、ネット検索は利用はしませんでした。
本当に勉強の為にパートナーを探している人もたくさんいらっしゃると思いますが、出会い目的で利用している人も多いという話も聞いたので・・・(^_^;)
ですが、すぐにでもタンデムパートナーを見つけたい!という場合はネットを利用することは一番有効な方法だと思います。
上記の理由に加え、急いで探しているわけでもなかったので、大学・Gasteigの図書館の掲示板を利用することにしました。
掲示板を見る人はタンデムパートナーと勉強する意欲が強い人が多いのではないかなと思ったからです。
特に大学の方は現在日本語の勉強をしている人に見てもらえるので良いパートナーが見つかりそうだと思いました。
募集から連絡が来るまで
人によって様々だと思いますが、私の場合は大学に貼った募集は約1か月後に、Gasteigの図書館に貼った募集には4日後にお一人ずつから連絡を頂きました。
そこで日程などの希望(私は主婦なので平日の日中が良い)を伝え、相手も了承してくれたのでタンデムを始めることにしました(※掲示板に貼る時点で日程などの希望を書いておくと相手が了承の上連絡をくれると思うので、やりとりがスムーズかもしれません。)(^_^)
一人とは来週から、もう一人とは相手の希望で3月から始める事になりました☆
人見知りなのでとても緊張しますが(^_^;)良い関係を築けたらいいな~と思っています。
タンデムについてはしばらく続けてみて、タンデムパートナーとの勉強はどんな感じかなどを記事にしてみたいと思います♪
タンデムパートナーのその後を更新しました。
語学学校に通いだして、複数の先生におススメされたテキストです。
このテキストをプリントして授業で使う先生も何人かいました。
A1からB1までの文法がわかりやすく説明されていて、
練習問題もあるので文法学習に最適です。