B1試験

B1試験:私の勉強方法とプレゼンテーションの対策

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今回は私が試験対策として勉強した方法とSprechenのプレゼンテーションについて詳しく書きたいと思います。

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筆記試験対策

まず筆記試験の勉強ですが特別なことは何もしていません。

B1試験の問題集を2冊、一通りやりました。

ただ私の場合お金をかけたくなかったので、書店で問題集を購入せず、図書館を活用しました。

ミュンヘン市内に図書館はたくさんありますが、Gastigが一番大きくて勉強スペースもかなり確保されているのでおススメです。

貸出するにはカードを作らないといけないのでお金がかかりますが、図書館内で利用してそのまま返却すれば自由に使うことができます。

図書館では本だけでなくDVDなどもレンタルできますので、映画が好きな方や子ども用に絵本を借りたい方は年会費を払って利用する価値は十分あると思います。

こちらが実際に図書館で利用した問題集です。

問題集はCDも付いているので、ノートパソコンを持ち込んでHörenの練習をしていました。

また、Sprechenの問題も掲載されているので練習できますが、図書館の中で出来ないので、テーマだけメモして自宅で練習しました。
図書館を利用するとお金がかからなくて良いのですが、デメリットもあります。

それは問題集にすでに書き込みがされている場合があるということです。

写真にあるように赤いシールが貼られていて「本の中に書き込まないで!」と注意書きがあるのですが、誰かが答えを書いたようです(^-^;

まぁ、全部が書かれているわけではないのでそれほど支障はないかなと個人的には思います。

図書館の本に、しかも注意書きがあるのに書き込むって信じられないなぁと感じると同時にある体験を思い出しました。

授業で体験した小話

それは語学学校の授業で初日に教科書をまだ購入していないクラスメイトが何人かいたときのことです。

隣同士で二人とも教科書を持っていない人がいたので、先生に頼まれて私の新品の教科書を貸してあげることになりました。

私は隣の人の教科書を見せてもらう形になり、授業を受けていました。

そしてある練習問題をやることになったのですが、なんとその教科書を貸してあげたクラスメイトはあろうことか私の教科書に直接書き込んで問題を解いていたのです( ゚Д゚)!!

向かい合って座っていたのですぐに気づき、先生に言うと先生も驚いた様子で「それはKerokoに借りてる教科書なんだから書き込んじゃだめでしょ」と注意してくれましたが、当の本人は「あははー」みないな感じでした。

その時「この人信じられないことするな」と思いましたが、世の中にはいろんな人がいるなーと改めて勉強になりました。笑

私の成績

試験結果はSprechenの試験の前室で書いた封筒に入れて送られてきます。

郵便受けを開いてこの茶封筒を見た瞬間、心臓バクバクでした。笑

写真の成績通知書と次のクラスへの申込案内が同封されていました。

お恥ずかしながら・・・私の成績です(*_*
このように試験項目ごとに点数がつけられています。

60点が合格ラインなのでHörenがギリギリでした・・・(^-^;こんな点数でも合格は合格です!笑

Schreibenが一番自信があったので思ったより点が少なくて残念でしたが、落ちたかもしれないと思っていたSprechenがまさかの90点台!!(*_*;

中身はともかく、プレゼンテーションの構成をしっかり守って話していた点が成績につながったのかなと思います。

正直、内容は大した話はしていないので・・・(;´∀`)

Sprechen:プレゼンテーション対策

前回の記事でも書きましたが、プレゼンテーションの構成は下記のとおりです。

1.導入

2.自分の個人的な経験

3.自分の国ではどうなのか

4.メリットとデメリット+自分の意見

5.まとめ

プレゼンテーションで多用される定型文がありますので、それぞれご紹介します。

今回は例として”Soll jedes Kind kochen lernen?”というテーマを使います。

授業の宿題でプレゼンテーションとして私が書いた文を、実際の試験で3分くらいに話すサイズにまとめたものをご紹介したいと思います。

文は先生の添削を受けているので大丈夫だと思いますが、間違っていたらごめんなさい(^-^;

また筆記で提出しているものなので普段使っていない単語を調べながら使ったり、2格を使っていたりと文全体が固くなっていますが、全体の流れとしてご覧ください。

実際は自分が知っている単語を使って、簡単に簡単に話しやすい形で書き出します。

1.導入

まず初めに導入部分では

1-1.テーマは何なのか

1-2.どんな順番で何を話すのか

を言います。

1-1.テーマは何?

まず私のプレゼンテーションのテーマは”Soll jedes Kind kochen lernen?”です。とそのままテーマを言います。

・Meine Präsentation ist zu dem Thema ”Soll jedes Kind kochen lernen”

もしくは

・Das Thema meiner Präsentation lautet ”Soll jedes Kind kochen lernen”

 

1-2.どんな順番で何を話すのか?

プレゼンテーションの構成の順番通り、
2.自分の個人的な経験

Zuerst möchte ich über meine persönliche Erfahrungen sprechen.

3.自分の国ではどうなのか

Dann werde ich über die Situation in meinem Heimatland sprechen.

もしくは

Dann werde ich berichten,wie die Situation in meinem Heimatland aussieht.

4.メリット・デメリット+自分の意見

Zumschluss werde ich die Vor- und Nachteil nennen und meine eigene Meinug dazu äußern.

以上が導入部分で話す内容です。プレゼンのテーマの以外は何も変わらないのでそのまま丸暗記します。繋げるとこのようになります。

Meine Präsentation ist zu dem Thema ”Soll jedes Kind kochen lernen” Zuerst möchte ich über meine persönliche Erfahrungen sprechen. Dann werde ich über die Situation in meinem Heimatland sprechen. Zumschluss werde ich die Vor- und Nachteil nennen und meine eigene Meinug dazu äußern.

暗記すると大体30秒かからないくらいで言えると思います。

2.個人的な経験

表現方法はいくつもあるので、自分が話しやすいフレーズを使って練習します。

・Ich persönliche…

・Was mich betrifft,…

・Ich habe einmal Folgendes erlebt:…

・Als Kind habe ich erlebt,dass…

・In meiner Familie war es so…

私は自分の経験を話すとき、子どものころの事を話すことが多かったので

・Als ich Kind war,…

のフレーズを多用していました。

Als ich Kind war, gab es ein  Kinderfernsehprogramm. Dorch das Fehrnsehprogramm habe ich mich für das Kochen interessiert.

 

3.自分の国ではどうなのか

こちらも表現方法はいくつもあります。

・bei uns ist…

・In meinem Heimatland…

・Die meisten Leute in meinem Land…

・Hier in Japan ist die Situation so:…

「日本ではこんな感じです。」と表面的にサラッと言うだけで大丈夫です。

Die meinsten Leute in meinem Land haben in der Grundschule ein Kochpraktikum gemacht. Und in einem Bereich findet oft ein Event eines traditionalen Kochkurses statt. 

 

4.メリット・デメリット+自分の意見

メリット・デメリットの表現もたくさんあります。

・Ein Vorteil ist, dass…. Ein Nachteil ist, dass…

・Einerseits…,andererseits…

・Auf der einen Seite…,Auf der anderen Seite…

Ein Vorteil ist, dass die Kinder wissen können, wie das Essen der Gericht wird. Ein Nachteil ist, dass das Kochen für Kinder ein bisschen gefährlich ist. Weil das Kochen meinstens ein Messer und Feuer benutzt.

自分の意見は普段からよく使う表現で大丈夫です。

・Meine Meinug ist deshelb…

・Ich finde/glaube darum, dass

・Ich würde also sagen, dass

Ich würde also sagen, dass das Kochen für Kinder zwar ein bisschen gefährlich ist, aber diese Erfahrung des Kochens ist wichtig, weil die Menschen während des Kindes zahlreiche Erfahrung machen sollen.

5.まとめ

最後のまとめは下記のようになります。

5-1.プレゼンの終わりを告げる。

5-2.お礼を言う

5-3.質問があるか問いかけ

5-1.プレゼンの終わりを告げる。

・Hiermit ist meine Präsentation zu Ende.

もしくは

・Damit komme ich zum Schluss meiner Präsentation.

5-2.お礼を言う

・Vielen Dank fürs Zuhören.

もしくは

・Vielen Dank Ihre Aufmerksamkeit.

5-3.質問があるか問いかけ

・Haben Sie noch/etwas Fragen?

ここまでがプレゼンの流れです。最後のまとめも丸暗記です。

Hiermit ist meine Präsentation zu Ende. Vielen Dank fürs Zuhören. Haben Sie noch Fragen?

 

繋げるとこうなります

1.導入

Meine Präsentation ist zu dem Thema ”Soll jedes Kind kochen lernen?” Zuerst möchte ich über meine persönliche Erfahrungen sprechen. Dann werde ich über die Situation in meinem Heimatland sprechen. Zumschluss werde ich die Vor- und Nachteil nennen und meine eigene Meinug dazu äußern.

2.個人的な経験

Als ich Kind war, gab es ein  Kinderfernsehprogramm. Dorch das Fehrnsehprogramm habe ich mich für das Kochen interessiert.

3.自分の国ではどうなのか

Die meinsten Leute in meinem Land haben in der Grundschule ein Kochpraktikum gemacht. Und in einem Bereich findet oft ein Event eines traditionalen Kochkurses statt. 

4.メリット・デメリット+自分の意見

Ein Vorteil ist, dass die Kinder wissen können, wie das Essen der Gericht wird. Ein Nachteil ist, dass das Kochen für Kinder ein bisschen gefährlich ist. Weil das Kochen meinstens ein Messer und Feuer benutzt. Ich würde also sagen, dass das Kochen für Kinder zwar ein bisschen gefährlich ist, aber diese Erfahrung des Kochens ist wichtig, weil die Menschen während des Kindes zahlreiche Erfahrung machen sollen.

5.まとめ

Hiermit ist meine Präsentation zu Ende. Vielen Dank fürs Zuhören. Haben Sie noch Fragen?

 

ゆっくり話して3分くらいになると思います。

さいごに

実際のプレゼンの試験では2.3.4.をそれぞれ簡単に簡単に2~3行のドイツ語で文を箇条書きにして、時間のある限り頭の中で文を復唱しておくと良いと思います。

あとは紙を見ずに、パートナーを見ながら話すこと。紙は確認の為にときどき視線を落とす程度にして堂々と話すことが大事だと思います(^^)

私が実際にプレゼンしたテーマは「田舎暮らしか都会暮らしか」というものでした。

「今は仕事があるから田舎には住めないけど将来年金生活になったら田舎暮らしをしたい」と言ったら試験官は笑っていました(^-^;

そんな感じでSprechenの試験は緊張が張りつめているような雰囲気ではないので、ゆっくりでもしっかり話せれば大丈夫です。

時間も3分ですが、少しくらいオーバーしても何も言われません。

少し長くなってしまいましたが、以上が私のB1試験のレポートです。

少しでもこれからB1の試験を受ける方のお役に立てば嬉しいです(^^♪

 

わたしが試験対策に使用した問題集はこちらです。

 

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ABOUT ME
keroko
夫の海外赴任により2015年4月~2019年4月、南ドイツ・ミュンヘンで暮らしていました。 ミュンヘン生活のあれこれ、ドイツ語、ヨーロッパ旅行など滞在中に経験したことを書き溜めたブログです。
ドイツ語文法学習におすすめの問題集

語学学校に通いだして、複数の先生におススメされたテキストです。
このテキストをプリントして授業で使う先生も何人かいました。

A1からB1までの文法がわかりやすく説明されていて、
練習問題もあるので文法学習に最適です。

 
文法を理解するにはとてもわかりやすい本ですが、
学校で先生に確認したら練習問題の数ヶ所、答えの間違いがありました。

わたしが購入したのは2014年ですので、現在はすでに訂正されていると思いますが、一応お知らせしておきます。