ミュンヘン最大のお祭りと言えば、やはりオクトーバーフェストですよね。
これまで4年間、毎年オクトーバーフェストへ足を運んでいましたが、ブログに書いたことがなかったので、私が知る範囲ですがご紹介したいと思います(^^)
今年はもう終わってしまいましたが、内容は毎年変わりませんので来年以降の参考になれば幸いです。
オクトーバーフェストとは?
オクトーバーフェストは毎年9月の終わりから10月の始めにかけて開催されるお祭りです。
そもそもオクトーバーフェストはバイエルン王ルートビッヒ1世の結婚を祝うために開催されたのが始まりです。
オクトーバー(der Oktober)とはドイツ語で10月のこと、フェスト(das Fest)はお祭りを意味します。
現在は9月から開催されるのでOktoberfestの本来の意味からは少しずれた時期になっています。
地元の人はOktoberfestではなくWiesnと言う
ミュンヘンの人たちはオクトーバーフェストのことをWiesn(ヴィーゼン)と言います。
なぜこのように言われているかといいますと、オクトーバーフェストが行われる会場の名前が「Theresienswiese(テレジエンヴィーゼ)」と名付けられているからです。
この名はルートビッヒ1世の妻となったテレーゼ王女の名前が由来となっています。
die Wieseは草原や牧草地という意味の単語です。ここからミュンヘンの人たちの間ではWiesnと呼ばれるようになったそうです。
Theresienswieseの象徴、ババリア像です。この像の中はなんと入ることができるそうです!
オクトーバーフェストの会場近くにはTheresienswieseの標識が立っています。
初日と次の日に行われるパレードは必見
オクトーバーフェストの開催初日と次の日の2日間、パレードが行われます。
ミュンヘン中心部からオクトーバーフェストの会場へ向けて進む華やかなものです。
↓の地図は2018年のパレードのルートで黄色が初日、赤が2日目です。
ピンク色の丸印はミュンヘンの中心地Marien Platz(マリエン広場)です。
muenchen.de
基本的にパレードのルートは変わらないと思いますが、来年以降パレードのルートを検索したいときは「Oktoberfest 2019 Umzug」と検索をかければすぐに調べられると思います(^^)
↓動画はmuenchen.deに掲載されている初日のパレードの様子です
とても見ごたえのあるパレードですが、その分見学者もかなり多いです。
パレードの開始時間より早めに出向き、場所取りをする必要があります。
オクトーバーフェストの会場内でもパレードを見ることができますが、会場内もかなりの混雑です。パレードの時間が近づくと会場内の道路真ん中にロープが張られ、横断できないようになりますので早めに場所をとっておくことをおすすめします。
初日にテント内に予約なしで席に座る方法
オクトーバーフェスト期間中、特に初日は大混雑です。
テント内は予約がないと席の確保が難しいと言われています。そしてその予約も取るのがかなり困難だそうです。
では予約が取れなかった人たちがそんな状況でどうやって席を確保するのか?と言いますと
開門と同時にテントへ走る(゜o゜)です。
みなさんテント内の席を確保するために走っています。この動画には驚きました…(゜-゜)
私は初日にテント内に座るのは無理だと初めから諦めていたので場所取りには行っていません(^_^;)
開門は朝の9:00、そして初日はお昼の12:00にパレードの馬車に乗ってやってきたミュンヘン市長による樽開けが行われます。それまではどこもテント内ではビールはなし、軽食とソフトドリンクのみ提供となっています。
なのでこのように朝の9:00に席を確保しても、そこから12:00の樽開けまで3時間も待つことになります(^_^;)
もちろんテント内で座っていないといけないのでパレードも見ることができませんし、ちょっと退屈じゃないのかな?と思ってしまいますが、それほど情熱を持っているのだなぁと驚きと同時に感心しました。
テントの外でも良ければ席は確保できる
初日にオクトーバーフェストでビールを飲みたい!でもパレードも見たい!という場合はテントの外にあるテラス席なら、朝早くから行かなくても席を確保できる可能性は大です(^^)
おススメの方法としてはオクトーバーフェストの会場内でテントの近くでパレードを途中まで見学し、遅くとも樽開けの15分前位には席を確保することです。
そんなに大人数でなければテラス席は確保できると思います。
オクトーバーフェストの会場では相席が当たり前です。
1人や2人なら空を見つけて積極的に声をかけると席に座ることもできるかもしれません
そして12:00の樽開け後はあっという間に席が埋まってしまい、座れなかった人たちがテラス席の周りに立ち、席が空くのを目を光らせながらじっと待っているという状態になります。笑
テント内に座れなくても雰囲気を見て楽しみたい場合
12:00の樽開け後、テント内はかなり盛り上がっていて通路にも人が沢山です。
1人でオクトーバーフェストへ行かれた場合は難しいかと思いますが、それ以外でしたらテラス席でビールを楽しみながら順番に早めにテント内を見学しておくことをおススメします。
実は今回テラス席で1時間ほど過ごした後、別のテントを見学しようと向かったら入場制限がかかっており、中に入る事ができませんでした。
いくつかのテントを回りましたが、すべて入場制限がかけられていました。どのタイミングで入場制限がかかるのかは分からないので、入れるうちに見学していた方が良いと思います。
入場制限がかかると正面の入り口からはまず入ることができなくなります。
また、中で席を確保していても一度外に出てしまうと、入れてもらえなくなることもあるそうです。
しかしテントの正面ではなく、脇にある小さな入口からなら数人でなら入れるかもしれません。
私は今回Löwenbräuのテントに脇から入れました。ただ、入れたところでその通路からほとんど身動きがとれないほど、テント内は人で溢れかえっていました(^_^;)
ゆっくりテント内の雰囲気を楽しみたい場合、可能であればやはり初日は避けるのが賢明です。
平日の昼間なら活気は少なくなりますが、簡単にテント内に席を確保できます。
しかし平日でも夕方以降は土日同様かなりの人がオクトーバーフェストに訪れますので混雑必至です。
私が以前夕方17:00頃に行ったとき、テラス席も自由に入れずテントの敷地前に人が押し寄せていました。
そこで順番を待つために並ぶのではなく、ウェイトレスさんを前にみんなが競りのように自分たちの人数を指で示し、指名されたら中に入れるといった状態でした…(^_^;)笑
オクトーバーフェストのメインはやはり夜です。が、夜になるほど性質の悪い酔っ払いも増えてきますのでご注意下さい。
夕方より少し早いですが、15:00頃ならまだ仕事の人が来ていないので席を確保できるかもしれません。
今回はオクトーバーフェストの初日についてを中心に記事を書きました。ご参考になれば幸いです(^^)
次回は会場内のお店についてなどご紹介したいと思います。
語学学校に通いだして、複数の先生におススメされたテキストです。
このテキストをプリントして授業で使う先生も何人かいました。
A1からB1までの文法がわかりやすく説明されていて、
練習問題もあるので文法学習に最適です。