昨日ドイツ語の試験についての記事を書いた後、タンデムパートナーについての記事を書きっぱなしだということに気づきました(^-^;
大した内容ではないのですが、忘れないうちに更新しておきたいと思います。
タンデムパートナーその1
まず初めに連絡をくれたのはドイツ人の男性でした。
メールの名前だけのやりとりでは男性か女性かわからなかったのですが、私は募集の紙に「女性のパートナーを希望します」と書いていたので、会うまでてっきり女性だと思い込んでいました(*_*;
待ち合わせに現れたのが男性でびっくりしましたが、感じの良さそうな学生さんだったのでそのままパートナーとして勉強することにしました。
しかし結論から言うとこのパートナーとは数回でタンデムを終えることとなりました。
話題が見つからない・・・
何度かカフェでお茶をしながらタンデムを行っていたのですが、だんだんと話すことがなくなってきました。
元々私自身が人見知りですし、パートナーの彼もいい人だけどそこまで積極的に話すタイプではありませんでした。
更に元々女性とのタンデムを希望していたのに男性でしたし、何より夫が仕事をしている間に勉強のためとはいえ男性とカフェで会っているという状況も、自分の中でなんだかモヤモヤするものがありました。
夫は「そんなこと気にしなくていい」と言ってくれていましたが自分の気持ちとして嫌だなと感じていました。
お互いの語学レベル
そんなモヤモヤした気持ちを持ちながらも、パートナーの彼に非があるわけでもないのでそのままタンデムを続けていました。
しかしそんな中で私はあることに気づきました。
それは私のドイツ語力が未熟であると同時に、彼の日本語力もあまり高くないということです。
お互い疑問に思うことを質問してもそれを相手の言語で説明するほどの語学力がない、母国語では相手が理解できない、という状況が度々あったのです。
なんだか話がかみ合わないなと感じることも多くなり、私のモヤモヤな気持ちがさらにプラスされ、このまま彼と続けていてもお互いの勉強にならないと思いパートナーの解消を申し出ました。
タンデムパートナーその2
もう一人のパートナーは偶然にも同い年の笑顔の愛らしい女性でした。
彼女は日本へ留学経験もあり、かなり流暢な日本語を話せる人でした。
私にとってのメリット
男性のパートナーとはお互い語学力が未熟でコミュニケーションが上手くいきませんでしたが、今回の女性のパートナーは私が友人と話すように日本語を話してもほぼ100%理解していました。
彼女は積極的に話してくれる人でしたし、同い年ということもあり、会話も弾んで楽しいタンデムの時間を過ごすことができました。
当時私は通常のドイツ語の授業にも通っていたので、授業で理解しきれなかった部分を彼女に日本語で教えてもらうことができたのはとても大きかったです。
会話力の向上は?
私がタンデムをはじめたきっかけは「会話力の向上を目指して」でした。
しかし日本語が流暢なパートナーなので会話はほぼ日本語。
今日はドイツ語で話そう!と2人で決めても、私が話せなさ過ぎてすぐに日本語にシフトしてしまい、そのまま日本語で話してしまうということが多かったです。
これは完全に私の甘えが原因なのですが、タンデムを通じて会話力は向上したとはとても言えない結果となりました。
更にタンデムを始めて半年ほどで彼女が仕事で他国へ転勤となってしまい、残念ながらこちらも終了となりました。
タンデムをして感じたこと
まず第一に「難しい!」です。
お互いにお互いの言葉を学びたいという気持ちは同じでも、ある程度の語学力がお互いにないと会話が難しいですし、反対に語学力に差がありすぎても言語の偏りが出てしまいます。
また私のようなタイプの人間は親しくなるまでに時間がかかるので、タンデムという制度はあまり向いてないなと思いました。
そういう意味では語学学校のクラスメイトとたくさん会話することが一番大事になってくるのではないかと思います。
話す経験を積む
英語を話せる人同士だと英語を使ってしまいがちですが、その点私は英語を話せないのでめちゃくちゃなドイツ語でもドイツ語でコミュニケーションをとるしかありませんでした。
クラスメイトだとドイツ語力はある程度同じですし、間違っていても気付いたらお互い訂正もできます。→気付かず間違ったドイツ語を覚えてしまうリスクはありますが。
初めてクラスメイトに誘われて2人でランチをして帰宅した日は頭痛が止まりませんでした(^-^;
今から思えばたった2~3時間ほどでしたが、ずっと2人で会話するわけですから頭をフル回転させてドイツ語を使っていたんだろうなと思います。
頭痛に襲われたのはその1度きりで、そのあとは長時間ドイツ語を話していても平気になりました。
やっぱり話すことって大事なんだと感じた出来事です。
タンデムは制度としてはとても魅力的
このように私自身の性格もあり、上手く活用しきれなかったタンデム制度ですが、人によってはメリットがいっぱいのものだと思います。
積極的に物事に取り組めるタイプの人にはぴったりだと思います。
私のようなタイプの人はタンデムよりもクラスメイトとの会話でドイツ語を磨いていく方があっているかもしれません。
結果的に上手くいくかはわかりませんが、タンデムは試してみる価値が十分にあるものだ思います。
語学学校に通いだして、複数の先生におススメされたテキストです。
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A1からB1までの文法がわかりやすく説明されていて、
練習問題もあるので文法学習に最適です。