★このカテゴリーでは私が語学学校で受けた授業の内容を順番通りにまとめたものをご紹介していきます。これから語学学校で勉強される方が、大まかな流れを知っておけば授業が受けやすいかなと思って作りました。ご参考になれば幸いです。
★ドイツ語が読めない方向けにフリガナを振っていますが、正確な発音とは多少異なります。フリガナは参考程度にご覧ください。
日本語にはない表現
今回のテーマ:代名詞のmanは見出しの通り、日本語に訳しにくい単語です。
一般的に言われていることを表現する場合や、不特定の人を表すときなどに使われます。
日本語に当てはめると「人は~」と言う感じになると思いますが、わざわざ訳すと固い文になるので省くことが多いと思います。
manは三人称単数(3.Parson Singular)なのでerと同じ変化、動詞seinはistになります。
≪man:動詞変化の一例≫
・sein=ist
・können=kann
みんながよく間違えて使っているman
授業などでクラスメイトの話を聞いているとき、「man」で話すところを「du」を使って話す人がとても多かったです。
1対1で話しているときは自分に話しているから「du」って言うのかな~?と思っていたのですが、授業でみんなの前で話すときも「du」を使います。
すごく違和感があったのですが、先生もたまに訂正する程度でした。
「man」を「du」で間違って話す人が多いので、英語とかどこかの言語では「du」がその役割を果たしているのかなと感じました。
真相は分かりません(^-^;
manとMann
この2つの単語は同じように「マン」と発音します。
Mannはder Mann=男性という意味です。
文書では綴りが違うので区別が簡単ですが、話し言葉では全く同じなので会話の文脈で判断するしかありません。
manを使った例文
(ヴィー ザグト マン ダス アウフ ドイチ?)
=ドイツ語では何て言うの?
(ヒアー カン マン フィール シュポート マッハン)
=ここでは沢山運動ができる
(マン ダーフ ヒアー ニヒト ラウフェン)
=ここは禁煙です
(マン ゾル ザイネ エルターン エァーレン)
=両親を敬うべきだ
manの所有代名詞もerと同じseinです。
最後の例文「seine Eltern」は「Eltern」が複数形なので「seine」となります。
seinの変化は不定冠詞einと全く同じ、先頭に「s」を付けるだけです。
der | die | das | die(Pl.) | |
Nom. | ein | eine | ein | eine |
Akk. | einen | eine | ein | eine |
Dat. | einem | einer | einem | einen |
まとめ
・manは一般的なことの表現や不特定の人の主語
・訳すときには省略される
・manの変化はerと同じ
語学学校に通いだして、複数の先生におススメされたテキストです。
このテキストをプリントして授業で使う先生も何人かいました。
A1からB1までの文法がわかりやすく説明されていて、
練習問題もあるので文法学習に最適です。