実は帰国する少し前にドイツ語を勉強してきた総仕上げとしてZertifikat B1の試験を受けてきました。
結果はなんとか合格することができました(^-^;
今回は試験がどのような流れだったのかと私が試験のために勉強した方法を何回かに分けてご紹介したいと思います。
Zertifikatとは
Goehte Institut(ゲーテ)というドイツを代表するドイツ語教育の機関があり、そこが開催しているドイツ語検定の名称です。
世界各国に機関があり、もちろん日本にもあります。
日本では東京と大阪で試験が開催されているようです。
一般的にドイツで働きたい人や永住資格が必要な方は最低でもこのZertifikatのB1の合格が条件と言われているそうです。
その他にもドイツ語の試験は色々あるようですが、語学学校で話題に出てくるのはゲーテのZertifikatかTest DaFでした。
Test DaFは試験内容がグラフの説明など少し専門的な要素が含まれ、主に大学入学を目的とする人が受けると聞きました。
B1のレベル
ゲーテの公式サイトでは下記のように紹介されています。
明瞭な標準ドイツ語が使われ、仕事、学校、余暇などの身近な事柄が扱われている場合に、主な情報を理解することができます
ドイツ語圏を旅行する際に出会うほぼすべての状況に対応することができます
身近なテーマや興味のある領域について、簡単な表現でまとまった内容を伝えることができます
自分の経験や出来事を説明したり、夢や希望、目標について詳細に述べることができます。また、計画や見解に簡単な論拠や説明を加えることができます
ドイツ社会の中でもB1レベルというと、ある程度きちんと基礎的なドイツ語能力があると認められるようです。
私はB1に合格することができましたが、残念ながらこの項目のようなレベルには到底達していないのが現状です・・・(-_-;)
その理由として自分の周りと比べて考えると、私は圧倒的に経験と意欲が少ないなと感じました。
周りはみんな配偶者がドイツ人であったり、働くためにドイツに来ていたりと生活の中で常にドイツ語に触れ、日々ドイツ語とともに暮らしています。
それに対して私は永住権が必要なわけでもなく、仕事をしたいわけでもなく、日々の生活を生きる術としてただドイツ語を勉強していたので、ある程度日常生活ができれば良いと思い、それ以上の成長が出来なかったのです。
自分から積極的にドイツ語を話す機会を作り、向上心を持っていればまた違ったのだと思いますが、私はできませんでした(+_+)
なのでゲーテの公式で紹介されているB1のレベルはドイツ社会に溶け込み日々ドイツ語に触れている人としてのレベルだと思います。
永住者向けの試験
ドイツで永住したいのであればB1の合格は必須ですが、Zertifikatとは別にtelc
移民のためのDeutsch test für Zuwandererというテストもあります。
語学学校の生徒はドイツ人と結婚している、もしくは予定の人も多く、永住権獲得のためB1合格を目指して勉強していると聞きました。
私の友人でも「とりあえず永住権が必要だから」と最終的にZertifikatではなくtelcの永住者向けの試験を受けていました。
実際に私が受けたわけではないので詳しくはわかりませんが、その友人の話によるとtelcの試験内容はかなり簡単だそうです。
試験の申込
ZertifikatのB1試験はたくさんの人が受験するので、試験を受けようと思ったらできるだけ早く申込をしておいた方が良いです。
申込はMVHSのホームページのドイツ語カテゴリー、Sprachprüfung&Einbügerungから申し込めます。
申込と支払が完了すると後日郵送で受験票が入った封筒が送られてきます。
試験前のトレーニング講座は必須?
申込ページを開くとトレーニングの講座も一緒に表示されます。
大体どの先生もこの講座を受けるように勧めていましたが、個人的には必要ないかなと思います。
先に受講して試験を受けた友人たちの話を聞いていると
・基本的には模擬試験をして採点する
・Sprechenの練習もするが人数が多いため、1組ずつ練習するわけではなく、ペアで話しているところを先生が巡回してチェックしてくれる形
ということ。
模擬試験はネットでも参考書でもたくさんできるし、上記のようなSprechenの練習は通常の授業で何度も行っていました。
また別の友人は「受講せず試験を受けたしKerokoも大丈夫だよ」と言ってくれたので私も受講しませんでした。
しかし「模擬試験の内容について先生に質問したい」とか「少しでも人と話す練習をしておきたい」という場合はトレーニング講座は有効かと思います。
Zertifikat B1の試験について
試験は4つ、
・読む(Lesen)
・聞く(Hören)
・書く(Schreiben)
・話す(Sprechen)
に分かれており、それぞれの項目ごとに決められた時間内で解答を行います。
LesenとHörenは選択問題、Schreibenは問題とは別に罫線の入ったA4サイズの用紙に実際に文章を書きます。
これらの試験は間に休憩時間があり、また早く終えた場合は退出も可能です。
会場の様子
私はGastigで行われるZertifikatの試験を受けました。
試験はGastigにある教室の一室で行われます。
会場内の机に受験者の名前が貼られているので、自分の席を探します。
机の上にはボールペン以外のものは置けません。(ペットボトルはOKだったかも?)
携帯電話は回収される
筆記試験が始まる前に携帯電話を回収され、3つの筆記試験が終わるまで返却されません。
机にある自分の名前が書かれたシールを携帯電話に貼りつけて提出します。
水性のゲルペンではなくボールペンを
試験の案内用紙に持ち物:ボールペンと記載されていました。
私は普段SARASAのゲルペンを愛用しているので、同じペンだし良いかなと思ってゲルペン2本と取りあえず普通のボールペンも持っていきました。
試験前に試験官から注意事項等の説明があり、必ずボールペンを使用することと言われました。
試験官が受験生の机を回りペンをチェックして行ったのですが、私のゲルペンは見事はじかれました。笑
他にも何人か同じようにはじかれている人がいたので試験の際はお気を付けください。
Sprechenの試験について
私のように普段から喋り慣れていない人間にとってSprechenの試験は最大の難所でした。
が、予想外に試験結果はまさかのSprechenが一番の高得点でした( ゚Д゚)!!
恐らく内容はともかく、プレゼンテーションの定型文をしっかり使えたのが大きかったのかなと思います(^-^;
Sprechenの内容については長くなりそうなので次回の記事で書かせていただきますね。
わたしが使ったB1の試験対策問題集はこちらです。
語学学校に通いだして、複数の先生におススメされたテキストです。
このテキストをプリントして授業で使う先生も何人かいました。
A1からB1までの文法がわかりやすく説明されていて、
練習問題もあるので文法学習に最適です。