★このカテゴリーでは私が語学学校で受けた授業の内容を順番通りにまとめたものをご紹介していきます。これから語学学校で勉強される方が、大まかな流れを知っておけば授業が受けやすいかなと思って作りました。ご参考になれば幸いです。
★ドイツ語が読めない方向けにフリガナを振っていますが、正確な発音とは多少異なります。フリガナは参考程度にご覧ください。
前置詞「für~」:~のために
今回は前置詞「für~」の使い方についてご紹介したいと思います。
「für~」は「~のために」「~にとって」と言う意味を持ち、常にAkkusativ:4格を取ります。
ドイツ語 A1-1【Nr.14】格変化:4格Akkusativ★このカテゴリーでは私が語学学校で受けた授業の内容を順番通りにまとめたものをご紹介していきます。これから語学学校で勉強される方が、大まか...
人称変化は以下の通りです。
Nom.(1格) | Akk.(4格) |
ich | mich |
du | dich |
er | ihn |
sie | sie |
es | es |
wir | uns |
ihr | euch |
Sie/sie | Sie/sie |
Sie/sieとesはAkk.でも変化なしでそのままです。
Für wen ?:誰のために~
※wer=誰が
Nom.(1格) | Akk.(4格) |
wer | wen |
ウェイターとお客さんのやりとりで「für~」を使ってみたいと思います。
ウェイターさん
Für wen ist der Käsekuchen?
フュア ヴェン イスト デァ ケーゼクーヘン?
(これは誰のためのチーズケーキ?=チーズケーキのお客様は?)
フュア ヴェン イスト デァ ケーゼクーヘン?
(これは誰のためのチーズケーキ?=チーズケーキのお客様は?)
お客さん
Für mich. Danke.
フュア ミヒ ダンケ.
(私のため=私です。ありがとう。)
フュア ミヒ ダンケ.
(私のため=私です。ありがとう。)
お客さん
Der Schokoladekuchen ist für ihn.
デア ショコラーデクーヘン イスト フュア イーン.
(チョコケーキは彼のです)
デア ショコラーデクーヘン イスト フュア イーン.
(チョコケーキは彼のです)
このようにfürは常にAkk.をとります。
よく使う「für~」の表現
「für~」をどんな時に使うのか、例文をいくつかご紹介します。
おさるさん
Ich muss für die Prüfung lernen.
イヒ ムス フュア ディ プルフング リャーネン.
(私は試験のために勉強しないといけない。)
イヒ ムス フュア ディ プルフング リャーネン.
(私は試験のために勉強しないといけない。)
うさぎさん
Das ist wichtig für uns.
ダス イスト ヴィヒティヒ フュア ウンス.
(それは私たちにとって重要だ)
ダス イスト ヴィヒティヒ フュア ウンス.
(それは私たちにとって重要だ)
おさるさん
Er möchte eine Eintritskarte für die Oper bekommen.
エア カウフト アイネ アイントリッツカーテ フュア ディ オーパー
(彼はオペラ(のため)の入場券を入手したい)
エア カウフト アイネ アイントリッツカーテ フュア ディ オーパー
(彼はオペラ(のため)の入場券を入手したい)
うさぎさん
Für meinen Sohn kaufe ich einen Computer.
フュア マイネン ゾーン カウフェ イヒ アイネン コンピューター
(息子のために私はパソコンを買う)
フュア マイネン ゾーン カウフェ イヒ アイネン コンピューター
(息子のために私はパソコンを買う)
今回のまとめ
・für~は常にAkk.(4格)をとる前置詞
・für~=「~のために」「~にとって」
ABOUT ME
語学学校に通いだして、複数の先生におススメされたテキストです。
このテキストをプリントして授業で使う先生も何人かいました。
A1からB1までの文法がわかりやすく説明されていて、
練習問題もあるので文法学習に最適です。
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