★このカテゴリーでは私が語学学校で受けた授業の内容を順番通りにまとめたものをご紹介していきます。これから語学学校で勉強される方が、大まかな流れを知っておけば授業が受けやすいかなと思って作りました。ご参考になれば幸いです。
★ドイツ語が読めない方向けにフリガナを振っていますが、正確な発音とは多少異なります。フリガナは参考程度にご覧ください。
W-Frageとは?
W-Frage(ヴェーフラーゲ)と読みます。
Wは単語の頭文字、Frage(フラーゲ)=質問という意味です。
つまりWで始まる質問文のことをW-Frageと言います。
ヴィー ハイスン ズィー?
(あなた(の名前)はどうおっしゃいますか?)
ヴォ- ヴォ-ネンズィー?
(あなたはどこに住んでいますか?)
ヴォ-ヘア コメン ズィー?
(あなたはどこから来たのですか?)
W-Frageの質問に対するAntwort(アントヴォート)=答え方
イヒ ハイセ ハナコ スズキ
(私は鈴木花子と申します)
イヒ ヴォーネ イン ミュンヒェン
(私はミュンヘンに住んでいます。)
イヒ コメ アウス ヤーパン
(私は日本から来ました。)
W-Frageは他にもありますが、まずこの3つを習いました☆
動詞は主語によって変化する
No.1でもheißenという動詞を使ってご紹介しましたが、もう一度。
動詞は主語によって語尾が変化します。
ドイツ語の動詞は「heißen」「wohnen」「kommen」とすべての語尾が-enになっています。
enより前の部分は語幹、enは語尾と呼ばれます。
上の例「wohnen」は「wohn」が語幹「en」が語尾になります。
基本の動詞変化は語幹は変わらず語尾だけが変化します。※例外あり
Ich・・・-enの代わりにeを置く。
wohnen→wohne
Du・・・-enの代わりにstを置く。
wohnen→wohnst
Sie・・・語尾変化なし。
wohnen→wohnen
以下は今回初めて出てきました。彼や彼女,そして複数の相手を表す三人称の場合です。
er(彼)/sie(彼女)/es(それ)・・・-enの代わりにtを置く。
wohnen→wohnt
wir(私たち)・・・語尾変化なし。
wohnen→wohnen
ihr(君たち)・・・-enの代わりにtを置く。
wohnen→wohnt
Sie(あなたたち)/sie(彼ら,彼女ら)・・・語尾変化なし。
wohnen→wohnen
三人称のW-FrageとAntwort
ヴィー ハイスト エアー?
(彼の名前は何ですか?)
エア ハイスト タロー
(彼は太郎と言います。)
ヴォ- ヴォ-ント イアー?
(君たちはどこに住んでいるの?)
ヴィア ヴォ-ネン イン ミュンヒェン
(私たちはミュンヘンに住んでいます。)
ヴォ-ヘア コメン ズィー?
(彼ら(彼女ら)はどこから来たのですか?)
ズィー コメン アウス ヤーパン
(彼ら(彼女ら)は日本から来ました。)
Sie(あなた・あなたたち)とsie(彼女)とsie(彼ら・彼女ら)の見分け方
発音はすべて同じですが文章の場合、敬称のSieは文のどこにあっても必ず大文字なのですぐに分かります。
Woher kommen sie?
=彼ら・彼女らはどこから来たのですか?
Woher kommen Sie?
=あなた・あなたたちはどこから来たのですか?
ちょっとややこしいのがsie(彼女)とsie(彼ら・彼女ら)の見分け方です。
これらは動詞の変化でどちらかを判断することが出します。
Woher kommen sie?は(彼女)か(彼ら・彼女ら)どちらでしょうか?
正解は(彼ら・彼女ら)です。
なぜなら(彼女)の場合は動詞が語尾変化するので
Woher kommt sie?という文でないといけないからです。
質問に対する答えは、sieが文の先頭に来るので(彼女)か(彼ら・彼女ら)も大文字になりますが、動詞を見れば違いが分かります。
Sie kommt aus Japan.
=彼女は日本から来ました。
Sie kommen aus Japan.
=彼らは日本から来ました。
今回のまとめ
W-FrageとはWで始まる疑問文のこと
動詞は主語によって語尾(-en)が変化する
Sie(あなた・あなたたち)は文のどこにあっても常に大文字
sie(彼女)とsie(彼ら・彼女ら)は動詞の変化を見て見分ける
語学学校に通いだして、複数の先生におススメされたテキストです。
このテキストをプリントして授業で使う先生も何人かいました。
A1からB1までの文法がわかりやすく説明されていて、
練習問題もあるので文法学習に最適です。