A1-1

ドイツ語 A1-1【Nr.16】家系図で家族紹介

★このカテゴリーでは私が語学学校で受けた授業の内容を順番通りにまとめたものをご紹介していきます。これから語学学校で勉強される方が、大まかな流れを知っておけば授業が受けやすいかなと思って作りました。ご参考になれば幸いです。

★ドイツ語が読めない方向けにフリガナを振っていますが、正確な発音とは多少異なります。フリガナは参考程度にご覧ください。

ドイツ語で家系図は der Stammbaum

今回は家系図(der Stammbaum)を使って家族・親族のドイツ語をご紹介したいと思います。

ドイツ語を学習していく上で家族の呼称はよく登場しますので、最初に覚えておくと後々の学習がスムーズに進みます。

また、ドイツ語のクラスでは自分の事や家族の事,母国について意見を述べることも多いので呼称を覚えておくことは大事です。

呼称:男性はder、女性はdie

もう少し分かりやすい図を作りたかったのですが、私の力ではこれが限界でした(^_^;)

下記で紹介している中で上の図に漏れているものもありますが主要どころは抑えているつもりですのでご了承いただければと思います。

「自分」を中心としてどのように呼ぶかを赤色、その他相関関係を青色で書いています。

おじいちゃん、おばあちゃん

自分から見て祖父であるおじいちゃんはder Großvater(グロースファーター)もしくは der Opa(オパ)です。

同じように祖母であるおばあちゃんはdie Großmutter(グロースムッター)もしくはdie Oma(オマ)です。

großという単語は大きいと言う意味なので、Großvater/Großmutterは直訳すると大きいお父さん/大きいお母さんとなります。

正式な使い分けがあるのかは分かりませんが、子どもはOpaやOmaを使っているイメージがあります。

祖父母2人を指す場合はGroßeltern(グロースエルタン)=大きい両親となります。

曾祖父や曾祖母はur…を頭に付けてUrgroßvater/mutterと言います。

それより更に上の祖父母はUrurgroßvater/mutterというようにur…の数を増やして表現します。

おじいちゃん、おばあちゃんから見た自分=孫

男の子はder Enkel(エンケル)、女の子はdie Enkelin(エンケリン)もしくは男女関係なくdas Enkelkind(エンケルキント)=孫と言います。

お父さん、お母さん

お父さんはder Vater(ファーター)、お母さんはdie Mutter(ムッター)です。

日本でも最近はパパ、ママと呼ぶこともそんなに珍しくないと思いますが、ドイツでももちろんder Papadie Mamaと使われています。

両親と呼ぶ場合はdie Eltern(エルタン)です。

両親から見た自分=息子、娘

男の子である息子はder Sohn(ゾーン)、女の子である娘はdie Tochter(トホター)です。

単純にdas Kind(キント)=子どもと呼ぶことも多いです。

兄弟姉妹

きょうだいはdie Geschwister(ゲシュヴィスター)です。

兄弟のことはder Bruder(ブルダ―)、姉妹のことはdie Schwester(シュベスター)と言います。

さきほどご紹介した図では兄のことをder ältere Bruder(エルタレブルダ―)、妹のことをdie jüngere Schwester(ユンガレシュベスター)と書きました。

しかしドイツでは日本の様に兄姉、妹弟とは表現されることは少なく、単にBruder/Schwesterと言うことがほとんどです。

話の中で兄姉、妹弟というきょうだいの位置関係が必要な場合のみ年上のきょうだいはältere…、年下のきょうだいはjüngere…を頭に付けて言います。

おじさん、おばさん

おじさんはder Onkel(オンケル)、おばさんはdie Tante(タンテ)です。

おじさん、おばさんからみた自分=甥、姪

男の子である甥っ子はder Neffe(ネッフェ)、女の子である姪っ子はdie Nichte(二ヒテ)となります。

いとこ

男性はder Cousin(クゼーン)、女性はdie Cousine(クズィーネ)です。

辞書にはその他にも男性はder Vetter(フェッター)、女性はdie Kusine(クズィーネ)とそれぞれ2パターンずつ書かれていますが、この2つはあまり目にしたことがないのでder Cousin(クゼーン)、die Cousine(クズィーネ)の方がよく使われているのだと思います。

義理の両親、子ども、きょうだい

「義理の」は頭にSchwieger…(シュビーガ)を付けます。

・義理の両親=die Schwiegereltern

・義理の父=der Schwiegervater

・義理の母=die Schwiegermutter

・義理の息子=der Schwiegersohn

・義理の娘=die Schwiegertochter

・義理兄、弟=der Schwager(シュヴァーガ―)

・義理姉、妹=die Schwägerin(シュヴェーガリン)

今回のまとめ

男性はder、女性はdie、複数はdie

・祖父=Großvater / ・祖母=Großmutter / ・祖父母=Großeltern

・孫=EnkelEnkelinEnkelkind ※das Kind

・父=Vater / ・母=Mutter / ・両親=Eltern

・息子=Sohn / ・娘=Tochter / ・子ども=Kind ※das Kind

・きょうだい=Geschwister

・兄弟=Bruder / ・姉妹=Schwester

・おじ=Onkel / ・おば=Tante

・甥=Neffe / ・姪=Nichte

・いとこ(男)=Cousin / ・いとこ(女)=Cousine

・義理兄、弟=Schwager

・義理姉、妹=Schwägerin

・その他「義理の…」は頭にSchwiegerを付ける 
 例)義理両親=Schwiegereltern

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ABOUT ME
keroko
夫の海外赴任により2015年4月~2019年4月、南ドイツ・ミュンヘンで暮らしていました。 ミュンヘン生活のあれこれ、ドイツ語、ヨーロッパ旅行など滞在中に経験したことを書き溜めたブログです。
ドイツ語文法学習におすすめの問題集

語学学校に通いだして、複数の先生におススメされたテキストです。
このテキストをプリントして授業で使う先生も何人かいました。

A1からB1までの文法がわかりやすく説明されていて、
練習問題もあるので文法学習に最適です。

 
文法を理解するにはとてもわかりやすい本ですが、
学校で先生に確認したら練習問題の数ヶ所、答えの間違いがありました。

わたしが購入したのは2014年ですので、現在はすでに訂正されていると思いますが、一応お知らせしておきます。