最近寒くなってきたので家にこもりがちになっていますが、昨日は珍しくお出かけ。
チェコとの国境付近に位置するバイエルン森林国立公園まで足を運び、ハイキングを楽しんできました(^^)
紅葉シーズンはもう過ぎてしまい、枯葉がたくさん落ちている時期でしたが、とても素敵な場所でした。
バイエルン森林国立公園とは
敷地面積のほぼすべてが森で、様々な動物が生息しています。
正確にはエリアごとに分けられていて、鳥類など動物の種類によっては大きなゲージの中で保護されています。
様々な徒歩ルートがあり、自分に合わせたルートで公園内を散策することができます。
1周約3時間
正面からではないので少し見にくいかと思いますが、上の写真が徒歩ルートのマップです。
動物の絵が描かれている場所がその動物が生息しているエリアです。
公園内の至る所に設置されており、今自分がいる場所もポイントを打ってくれているのでとても分かりやすいです。
私たちはP2の駐車場(右下)から出発し、黒の太線を時計回りにぐるっと1周してきました。建物の間に入口があります。
途中で10分程ベンチで休憩を挟み、動物のエリアごとに立ち寄りながらで約3時間です。
地図で見ると端まで行くのは遠くて無理そうだなと思っていたのですが、意外と距離は近く、問題なくたどり着けました。
道は少し坂になっているところもありましたが、ほとんど平らな歩きやすい道で、ベビーカーを押して歩いているご家族もちらほらと見かけました。
服装もジーパンにスニーカーなど軽装の方が多かったです。
エリアごとの動物
森林の中を歩いていくと↓の様な場所にたどり着きます。
森林の中にポツンと網で作られたゲージがあり、動物たちを見学することができます。
広い森林の中に大きいとはいえゲージに入れられているのは動物たちにとってどうなのかなと感じる部分はありますが、それらも考えられた上でこのような形で保護されているのだろうと思い見学していました。
ここはWildkatze=ヤマネコのエリアです。
2匹確認できました。とても愛らしい姿でポーズをとってくれました♡
ヤマネコちゃんのエリアはそんなに大きなスペースではなかったのですぐに見つけられましたが、同じヤマネコでも大ヤマネコ=Luchsはかなり広いエリアだったので見つけるのが大変でした。
また、見つけられても遠すぎて私のカメラのズームでは足りないくらいの距離でした。
双眼鏡があると◎
動物のエリアにもよりますが、鳥類以外はかなり広い場所で動物たちは生活をしています。
私の大ヤマネコの写真でお分かりかと思いますが、デジカメの画像が荒れない精いっぱいのズームでこの大きさです。
肉眼で見ると本当に遠いので、動物たちをじっくりとみたいのなら双眼鏡をおすすめします。
実際に双眼鏡を持参している人を多く見かけました。
エリアが広い動物は違う角度から見てみる
動物のエリアごとに見学スペースが設けられていますが、エリアの広い大きな動物の場合、全く発見できないこともあります。
私たちの場合、ヘラジカやくま,オオカミなどを見つけることができませんでした。
もう大分寒くなっているので奥の方に隠れてしまっているんだろうなと諦めていたのですが、実は場所を変えると見ることができる可能性があったのです。
例えば先ほどの写真の大ヤマネコは道順に進んで3カ所見学場所があり、3カ所目で初めて姿を見ることができました。
ヘラジカも場所を変えたら見れたのかもと思うと少し残念です(-_-)見てみたかったなぁ~
その他、シカやイノシシなどのエリアは通り抜ける形になっていて↓の写真の様に扉が設置されています。
カワウソはいるのか?
丁度ルートの折り返し地点にカワウソのエリアがあります。
地上からは何も見えずただの池にしかみえないのですが、ここはわざわざ地下の見学スペースが作られており、ガラス越しで水中を見られるようになっていました。
しかしっ!!
水が濁っていて何も見えません。そしてガラスも汚れています。
ただただ緑色に濁った水を見るだけです。笑
じっと目を凝らしてみてみると時々水中から気泡が見えたので、カワウソがいたのかもしれません。
ですが、姿かたちは全く確認できませんでした(*_*)
ハイシーズンにはちゃんと見学できる環境が整えられるのかもしれませんが、わざわざ地下まで降りて見に行ったのにがっかりでした笑
ゆったりとした時間を過ごせる場所
今回残念ながらすべての動物を見ることはできませんでしたが、公園内の森林を散策できただけでもとても良かったです。
またバイエルン森林国立公園はとても広大な敷地で、今回私が訪れたのはほんの一部分です。
ミュンヘンからは車で約2時間強とすぐに行ける場所ではないですが、その価値は十分にあると思います。
広大な森林の中をゆったりと歩くととても気持ちが良いです(^^)
森林内は自由に散策できますが、見学スペースには「餌を与えないで」「お静かに」のマークがついています。
また公園内にはごみ箱はなく、食べもののごみは動物たちに影響を与えないよう、持ち帰るように注意喚起の立札がありました。
バイエルン森林国立公園
Nationalpark Bayerischer Wald
Freyunger Straße 2
94481 Grafenau
電話番号: +49 (0)8552 9600-0
FAX: +49 (0)8552 9600-100
メール: poststelle@fonpv-bay.bayern.de
ホームページ: http://www.nationalpark-bayerischer-wald.de
こちらのサイトでは日本語で少しですが、バイエルン森林国立公園について紹介されています。
※駐車場は有料、約3時間の滞在で4€でした。
語学学校に通いだして、複数の先生におススメされたテキストです。
このテキストをプリントして授業で使う先生も何人かいました。
A1からB1までの文法がわかりやすく説明されていて、
練習問題もあるので文法学習に最適です。