★このカテゴリーでは私が語学学校で受けた授業の内容を順番通りにまとめたものをご紹介していきます。これから語学学校で勉強される方が、大まかな流れを知っておけば授業が受けやすいかなと思って作りました。ご参考になれば幸いです。
★ドイツ語が読めない方向けにフリガナを振っていますが、正確な発音とは多少異なります。フリガナは参考程度にご覧ください。
【Nr.1】では自分の名前を言う、そして相手の名前を尋ねるドイツ語のご紹介です。
ドイツ語で名前を言う
日本語では
・私の名前は〇〇です。
・私は〇〇と申します。
・私は〇〇です。
と言うように色々な名前の言い方がありますが、ドイツ語も同じく何通りかの言い方があります。
①Mein Name ist Hanako.(マイン ナーメ イスト ハナコ)
→私の名前はハナコです。
②Ich heiße Hanako.(イヒ ハイセ ハナコ)
→私はハナコと言います。
③Ich bin Hanako.(イヒ ビン ハナコ)
→私はハナコです。
Hanakoを自分の名前に置き換えるだけです。これは簡単ですね(^^)♪
名前を尋ねる
今度は相手に名前を尋ねるときのドイツ語ですが、相手との関係によって使用する動詞が変化します。これはドイツ語で話す時すべて共通の決まりごとです。
ドイツ語での会話では必ずduかSieに揃えて話すことになります。
敬称の(※1Sie)と親称の(du)と言われ、親しい間柄かどうか?が分かれ目のようです。
最初は誰にでもSieで話して、相手から「duで話そう」と言われたらduに切り替えるのが無難だそうです。
ですので年配の方であってもduで話すこともあります。このあたりが日本語の敬語とは異なる部分ですね(^^)
ちなみに語学学校では先生も含め、初めから全員duで話します。
敬称の場合
ヴィー ハイスェン ズィー?
(あなた(の名前)は何とおっしゃいますか? )
親称の場合
ヴィー ハイスト ドゥ?
(君(の名前)は何て言うの?)
名前:der Nameという単語は入っていませんが「名前は何ですか?」と言う意味になります。
他にも尋ね方はありますが、まずはこれだけ。
heißenという単語が使われていますが、Sieの時は変化なし,※2duのときは-enが無くなり-tが置かれています。
また、自分の名前を言う②Ich heiße Hanako.も-enが無くなり-eが置かれています。
このように「主語が誰なのか」によって同じ動詞でも語尾が変化して使われます。
動詞はドイツ語でdas Verb=ヴェルプと言います。
このサイトでも出てくるたびにドイツ語で書いていくつもりですが、動詞や名詞,格変化の名称をドイツ語で覚えておくと授業がスムーズに受けられますよ☆
(^^)
※1・・・Sie(あなた)は文中のどこに置かれても常に大文字のSです。sieだと別の意味になってしまうので必ずSieです。
※2・・・du(君)は本来動詞の変化語尾は-stですが、heißenの場合heißstではßとsが重なり発音できないので-stではなく-tになります。その他にも通常と異なる変化をする動詞がありますが、また別の機会にご紹介したいと思います。
sein動詞・・・英語のbe動詞と同じです。
今回のまとめ
自分の名前を言うときは
・Mein Name ist Hanako.(マイン ナーメ イスト ハナコ)→私の名前はハナコです。
・Ich heiße Hanako.(イヒ ハイセ ハナコ)→私はハナコと言います。
・Ich bin Hanako.(イヒ ビン ハナコ)→私はハナコです。
名前を尋ねるときは
・Wie heißen Sie?(ヴィー ハイスェン ズィー?)→あなた(の名前は)何とおっしゃいますか?
・Wie heißt du?(ヴィー ハイスト ドゥ?)→君(の名前)は何て言うの?
動詞(Verb)は主語によって変化する
・ich・・・-enを-eに置き換える
・du ・・・-enを-stに置き換える(動詞によって変化の形が異なるものもある)
Sie(あなた)のSは常に大文字
ein動詞=英語のbe動詞
語学学校に通いだして、複数の先生におススメされたテキストです。
このテキストをプリントして授業で使う先生も何人かいました。
A1からB1までの文法がわかりやすく説明されていて、
練習問題もあるので文法学習に最適です。