★このカテゴリーでは私が語学学校で受けた授業の内容を順番通りにまとめたものをご紹介していきます。これから語学学校で勉強される方が、大まかな流れを知っておけば授業が受けやすいかなと思って作りました。ご参考になれば幸いです。
werdenには3つの使い方がある
今回のテーマ「werden」は複数の使い方がある重要な単語ですが、A2-1ではそのうちの1つ「~になる」という使い方のみを学びます。
B1までに3つの「werden」が出てきますが、今回の「werden:~になる」は過程=プロセスを表現する方法です。
werdenの変化一覧
werden | |
ich | werde |
du | wirst |
er/sie/es | wird |
wir | werden |
ihr | werdet |
Sie/sie | werden |
「du」と「er/sie/es」は「-we」ではなく「-wi」となります。
werdenの使い方
例:私は医者になる
例:彼はお金持ちになる
このように「~になる」は下記の2パターンがあります
・医者になる=werden+Nomen(名詞)
・お金持ちになる=werden+Adjektiv(形容詞)
werdenの過去表現
ドイツ語の過去表現は「Perfekt:現在完了形」と「Präteritum:過去形」の2パターンがあります。
現在完了形と過去形の使い分けは何度も書いていますが、下記の通りです。
・会話表現:「sein」「haben」「話法の助動詞」は過去形、それ以外の動詞は現在完了形を使う
・過去形の動詞は基本、文書表現に使われる
Perfekt:現在完了形
Perfekt:現在完了形の「werden」は「geworden」となります。
そして動詞は常に「sein」で「haben」を使うことはありません。
werden:Perfekt = sein+geworden
例:私は医者になった
例:彼はお金持ちになった
Präteritum:過去形
Präteritum:過去形の「werden」は「wurd-」です。
werden【Präteritum】 | |
ich | wurde |
du | wurdest |
er/sie/es | wurde |
wir | wurden |
ihr | wurdet |
Sie/sie | wurden |
「du」の変化語尾は「-st」ですが「wurdst」だと発音しづらい為、「-e」を入れて「wurdest」となっています。
例:私は医者になった
例:彼はお金持ちになった
Modal Verben:話法の助動詞と使う場合
話法の助動詞は文の2番目、動詞の原形は文の最後に置くというルール通りに動詞を当てはめるだけです。
例:私は俳優になりたい
例:私は俳優になりたかった
まとめ
・werdenは3つの使い方がある
・werden:~になるは過程=プロセスを表現する方法
・werdenの現在完了形はsein+geworden
・werdenの過去形はwurd-
・話法の助動詞と使う際はルール通り話法の助動詞は文の2番目、動詞の原形「werden」は文の最後
語学学校に通いだして、複数の先生におススメされたテキストです。
このテキストをプリントして授業で使う先生も何人かいました。
A1からB1までの文法がわかりやすく説明されていて、
練習問題もあるので文法学習に最適です。