食料品

お菓子作りに、ドイツの【Speisestärke】

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

ドイツのお菓子レシピではよく登場するSpeisestärke(シュパイゼシュタァーケ)と言う材料についてご紹介したいと思います。

Speisestärkeとは何なのか?

色々調べてみたのですが、あまりよく分かりませんでした(^_^;)

「でんぷん」と言うことは間違いなさそうです。

人によっては「片栗粉」や「コーンスターチ」の代用品として使うこともあるようですが、個人的には「コーンスターチ」の役割に近いのではと思っています。

私はKartffelnmehlを片栗粉の代用品として使っています。

ドイツの片栗粉【Kartoffelnmehl】ドイツ語で片栗粉はKartffelnmehl(カトフェルンメール)と言います。アジアスーパーでも売られていますが、普通のスーパーで安く購入できます。...

ドイツの代表的なSpeisestärke

その名はモンダミンです。

初めて聞いた時はあの有名なCMソング、「お口くちゅくちゅモンダミン~♪」が脳内に流れました笑

しかしモンダミンはSpeisestärkeを販売している会社名であって商品名ではありません

なので、同じようなパッケージでモンダミンの名で↓のような商品も販売されています。


https://www.mondamin.de/produkte

 

モンダミン以外にもSpeisestärkeはあります


写真はRUFという有名な製菓用品を取り扱っている会社のものです。

大きなスーパーなどではRUF社のオーガニックバージョン(BIO)のSpeisestärkeも販売されています。

RUF社ではSpeisestärke以外にもオーガニックバージョンの製菓用品が売られています。ご興味のある方はこちらからRUF社の商品ページを見られます。

 

ケーキ作りにはSpeisestärke

私は自分が食べたくなった時によくケーキを作るのですが、日本のレシピで作る場合、ドイツには薄力粉がないのでどうしてもスポンジがどっしりと重く焼きあがってしまいます。

ドイツの小麦粉は日本と違うドイツのスーパーでは小麦粉の種類が豊富かつお安く手に入ります。しかし薄力粉にあたるものは見つからず、ほぼ中力粉なんですよね。...

そこで分量の内何割かをSpeisestärkeに替えてスポンジを焼くと、すこし粗い感じの仕上がりにはなりますが、薄力粉で作ったスポンジに近いものができます。

分量は適当でも大丈夫

Speisestärkeに置き換える割合ですが、私はいつも「全体の分量が250gだから50gはSpeisestärkeにしようかな」という適当な感じで決めています(^_^;)

マイルールとしては、Speisestärkeを入れ過ぎると焼き上がりや食感が悪くなってしまうので、多くても3分の1までの分量を目安にしています。

多すぎると別物になってしまいますが、こんな適当な感じでもそれなりのものができます。

もうすぐクリスマスですし、ケーキをお家で作られる方もいらっしゃると思います。

ドイツの小麦粉+Speisestärkeでぜひ試してみて下さい(^^)

ドイツではよくType405が薄力粉Type550が強力粉と聞きますが、個人的には日本の分類からするとどれも中力粉だと思っているので、いつも適当にどちらかを買って同じように使っています。Type550の方が多いかも?
Type405でもType550でもお菓子も麺類も変わりなく美味しく作れています。(あくまで個人の感想です)

 

いいね!して頂けると
嬉しいです(^^)

ABOUT ME
keroko
夫の海外赴任により2015年4月~2019年4月、南ドイツ・ミュンヘンで暮らしていました。 ミュンヘン生活のあれこれ、ドイツ語、ヨーロッパ旅行など滞在中に経験したことを書き溜めたブログです。
ドイツ語文法学習におすすめの問題集

語学学校に通いだして、複数の先生におススメされたテキストです。
このテキストをプリントして授業で使う先生も何人かいました。

A1からB1までの文法がわかりやすく説明されていて、
練習問題もあるので文法学習に最適です。

 
文法を理解するにはとてもわかりやすい本ですが、
学校で先生に確認したら練習問題の数ヶ所、答えの間違いがありました。

わたしが購入したのは2014年ですので、現在はすでに訂正されていると思いますが、一応お知らせしておきます。